週末~週明けは全国的に気温変化大きい 体調管理に注意を 沖縄は大雨のおそれも
きょう(木)午後は、太平洋側を中心に次第に雲が広がる見込み。天気は下り坂で、今夜は近畿や東海、北陸で雨の降り出す所がありそうだ。あす(金)は天気のぐずつく地域が多く、沖縄などで雨脚の強まる所がある見通し。なお、週末は台風25号が近づくため、沖縄本島地方で警報級の大雨となるおそれがある。
天気は下り坂
晴天をもたらしている高気圧が東へ移動するため、きょう(木)午後は雲の広がる地域が多い見込み。今夜は近畿や東海、北陸で雨の範囲が広がり、あす(金)午前中は全国的に傘が必要になりそうだ。西日本は午後も雨の降る地域が多く、日中は九州で雨脚の強まる所がある見通し。
全国的に、あす(金)にかけても気温が高めで、東海から西の太平洋側は22℃前後まで上がる見込み。湿気が多くなるため、昼間はあまり着込まないほうが過ごしやすくなりそうだ。一方、東京はきょう(木)より気温が低くなるので、こちらは晩秋の装いがしっくりくると思われる。
雨脚強まるおそれ
沖縄はあす(金)にかけて大気の状態が不安定で、にわか雨や雷雨の所がある見込み。週末にかけては、台風25号が先島諸島に近付くおそれがあり、湿った空気の流れ込みが持続するため、局地的に雨量が多くなるおそれがある。今後も、最新の気象情報に注意するようにしたい。
気温変化大きい
16日(土)は西日本で雨が降りやすいが、全国的にまだ気温の高い状態が続きそうだ。17日(日)の日中は、北陸や北日本で雨が強まり、夜以降は北日本の日本海側から、急に気温が下がってくる見込み。週明けの月~火は、北の地域ほど天気・気温とも初冬の様相で、東京あたりも風が吹くたびに足踏みしてしまうくらい寒くなりそうだ。 (気象予報士・高橋和也)