トレーニング後に疲れや筋肉痛が取れない9つの理由
エクササイズはたいへんですが、それだからこそのメリットがあります。 真剣にやればやるほど楽に感じられるようになり、筋トレをすればするほど筋肉痛になる頻度が少なくなります。 ですから、ワークアウト後にいつも疲れや筋肉痛を感じているなら、何かうまくいっていないことがあるのかもしれません。その理由と対策を見ていきましょう。
1. ワークアウトをさぼりぎみ
フィットネスに関して、継続的に行なうことで効果を最大限得られます。 初日に完璧なエクササイズをして翌日には何もやらないよりも、ほどほどのルーティンを週に4日、毎週実践するほうが良いのです。 これは、痛みをコントロールするとき、特に重要です。RBE(Repeated Bout Effect:2回目の筋肉痛が1回目と比べて症状が抑制される現象)と呼ばれる現象のおかげで、同じ(または同じような)トレーニングを2度目に行なうときには痛みから守られます。 1回目には痛みを感じますが、2回目はずっとましになります。 注意しなければならないのは、1回目と2回目の間が1週間空いてしまうと、その抑制が減ってしまう点です。 そして、またエクササイズをすると筋肉痛になるので、間を空けてしまい、次回にまた筋肉痛を感じる、という悪循環に陥ってしまう可能性があります。
2. 自己ベストを出すことにこだわる
ベンチプレスで最大重量が挙げられた、決まった距離を最速で走れた。 そんなふうに自己ベストを達成できると気分が上がります。でも、自己ベストというのは頑張った結果の報酬であり、トレーニングそのものではありません。 トレーニングをはじめてスタートするときは、初心者ですぐに上達を感じられるため、自己ベストを毎週更新するようなこともあるでしょう。 でも、初心者レベルを超えたら、筋力をもっと上げるためには、疲労困憊しない強度でトレーニングを行なうことが必要になります。 日々のトレーニングでは自己ベストを目指さず、それは特別な機会にとっておきましょう。