方向感を欠く全体相場でキラリと光る好業績ニッチ3銘柄
停滞感が漂う全体相場の中で、キラリと輝く有望銘柄候補を探してみた(写真:Hanna/PIXTA)
7月15日の東京株式市場では、前日に今期の業績・配当予想の上方修正を発表したファーストリテイリング(9983)が大幅高となったことで、日経平均が3日続伸した。ただ、TOPIX(東証株価指数)は小幅安となるなど、全体相場は見送り姿勢の強い展開となった。 来週(7月19~22日)は、7月26~27日に開催されるFOMC(アメリカ連邦公開市場委員会)において1%利上げの可能性が高まったことから、その後の利上げ一巡感によるインフレ懸念後退を見据えて、買いが先行しそうだ。 ただ一方で、新型コロナウイルスの感染が再拡大しているのに加え、2022年4~6月期決算の発表本格化を控えており、手控えムードも強い。来週の日経平均株価の想定レンジは2万6500~2万7200円とする。
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冨田 康夫