【立川競輪】山口拳矢が優勝「多分いま賞金ランキング1位。年末までいけるよう頑張る」~開設73周年記念G3「鳳凰賞典レース」
立川競輪開設73周年記念G3「鳳凰賞典レース」の決勝は開催最終日の7日、立川競輪場第12レースで9選手により行われ、山口拳矢(28)=岐阜・117期=が優勝。2025年最初のG3制覇を決めた。 レースは藤井侑吾―山口―清水一幸の中部近畿3車が前受け。その後ろを、郡司浩平―岡村潤の南関勢、単騎の平原康多、高橋築、そして取鳥雄吾―園田匠の順で周回。打鐘後も藤井が突っ張り先行。藤井の番手からまくりを放って抜け出しにかかった山口を巡り、郡司、清水、平原が猛追したものの、山口がしのぎきり、自身23年10月のF1川崎以来となる優勝を飾った。2着は郡司、3着は平原だった。山口の次回出走予定は28日からのF1久留米。 山口拳矢「本当に前をまわってくれた藤井侑吾さん、後ろ固めてくれた清水(一幸)さんのお陰で優勝することができました。 (作戦としては)前はちょっとって話だったんですけど、とらされてしまったんで…。赤板のペースからも侑吾さんの気持ちが伝わってきたんで、何とかものにすることができてよかったです。(郡司さんが)2コーナーで見えて、仕事する余裕もなく、すごい圧だったんで、踏まされましたね。 まだ肩が万全じゃないなか、決勝まで来られて、最後いいコンディションで臨めたかなと思います。去年が良くなかったんで、そのぶん払しょくできたんではないかと。去年はS級S班という立場にいながら、期待に応えられなかったので、今年まずは結果で返せたかなと思っています。 まだまだ始まったばかりなんで、多分いま賞金ランキング1位なんで、年末までいけるよう頑張ります」
報知新聞社