孫育てをきっかけに、地味な服から華やかにチェンジしたい!「ムリな若づくり」にならない花柄の着こなし。花柄初心者ならボトムス、大柄から
人気スタイリスト、石田純子さんの連載『石田純子のおしゃれ塾』。大人の女性たちに向け、流行を取り入れつつ上品なおしゃれのポイントを指南します。今回は花柄の上手な取り入れ方について。読者モデルの園田さん(57歳)は「花柄を上手に着こなすコツが知りたい」とのことですが――。(撮影=中村彰男 文=神素子 ヘアメイク=木下優) 【写真】「柄ものは派手」と二の足を踏むなら、ボトムスに取り入れる * * * * * * * ◆花柄を上手に着こなすコツは? 結婚30年、仕事と子育てを両立してきましたが、3年前に大病をして仕事を辞めました。 少しのんびりしていたら、長男家族と二世帯住宅で暮らすことになり、先日無事に転居が完了したところ。 孫も生まれ嬉しいことづくしです。 今後は孫育てのサポートと、一昨年来小休止していた趣味のランニングを再開し、山歩きも楽しむ予定。 生活が変わり、モノトーン中心の服から少し華やかにチェンジしたいのですが、花柄は「ムリな若づくり」になりそうで不安です。
◆無地やモノトーンを着がちなら花柄を1枚投入して若々しく クローゼットの中は「黒や白など、無地の服ばかり」という人に、ぜひ1枚投入してほしいのが若々しさや華やかさを加えてくれる花柄です。 と言っても、控えめな小花模様や単色の花柄だと、落ち着きすぎ。合わせる服が限られるうえ、古めかしく感じてしまうからです。 今年の注目は、多彩な花が大きくプリントされたもの(写真)。色鮮やかで個性的に見えますが、多色使いなので合わせる洋服を選ばないのが魅力。 着こなすコツは、柄の中の1色をトップスや小物に持ってくること。今回は柄の中のグリーンやピンクと合わせて明るくまとめましたが、黒や茶、ブルーとも相性がよく、こなれた印象を演出できます。
◆花柄初心者さんなら顔から遠いアイテムに使おう 「柄ものは派手」と二の足を踏むなら、スカートやパンツなどボトムスに取り入れるのがおすすめ。 カラフルな花柄でも、顔から遠い位置にあると印象が弱まるものです。
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