【マツダファンの悲報と希望】突如発表されたMazda6生産終了のお知らせと、ソフトウェアデファインドビークル時代の展望
どうしてもマツダ6を残したければトヨタから北米カムリを嫁にもらえ!
マツダファンにとっちゃ悲しいニュースに違いない。セダンやステーションワゴン不遇の時代とはいえ、基本的なクルマのデキは申し分なし。セダンとステーションワゴンそれぞれ独自サイズのホイールベース(セダンの方が長い)を採用するなど、到底マツダじゃないと実現しなかった芸当(こだわり)です。 この記事の他の画像を見る
今回ショックが大きかったのは、マツダ6が2022年12月9日に商品改良を受け、もう少しモデルサイクルを伸ばす……と考えられたから。また、次期後継モデルのアナウンスがないのも悲報に拍車を掛ける結果に。いずれにせよ、マツダフラッグシップの双璧が崩れポカンと穴が開いたワケですから、察して余りある状況かと思う次第。
ただし、いまはまだ発注できるので欲しい人は買って後悔ナシと断言しておきます。現状、生産終了は4月を予定しているとのこと。迷っている時間はないかもしれませんね。
販売台数が振るわなかったとはいえ、新型への希望は残されています。ハッキリ言ってどうしても新型を投入したければ、トヨタから北米向け新型カムリのプラットフォームとハイブリッドシステムを分けてもらえばいいのです。
つまり、上物(バンパー、フード、フロントフェンダー、灯火類など)はマツダ独自のデザインに仕立て、マツダ流の走りのDNAを注入すれば別モノに早変わり。きっとよりいいクルマになるとマジで確信します! そもそも今回の新型からトヨタは日本でカムリを売りません。よって、販売上も迷惑かからず。
過去を思い出してください。2017年8月4日、両社は業務資本提携に関する合意書を締結しています。北米じゃカローラとCX-50を同じ工場で作っているのですから、カムリ子ちゃんを「お嫁にしたい!」とラブコールすれば、かなりお安く短期間に新型車を投入できます。
ついでにいえば、次世代マツダ2は次世代ヤリスをもらい受けるべきと個人的に考えます。そもそもこの手のコンパクトカーって薄利多売。工場を適切に回し維持するには年産30万台程度は作らないとコストが合いません。北米とは逆にトヨタのフランス工場でマツダ2を作ってもらえばハナシはスムーズ(生産キャパに余力があればという前提)。 なぜ、こんなハナシをするのか? 多分、マツダファンの逆鱗に触れると思います。が、しかし! それも覚悟の上。ワタシだってロータリーエンジン搭載したFC3Sに乗ってきたクルマ好きなのですから。