JALにサイバー攻撃で障害 航空券販売一時停止や欠航も…利用客ら困惑
捜査関係者によると、警視庁には日本航空から「DDoS攻撃をされているかもしれない」という趣旨の相談があったといいます。 DDoS攻撃とは、複数のパソコンなどを使い、過剰なアクセスや膨大なデータを送ることでウェブサイトやサーバーに大きな負荷を与えるサイバー攻撃のこと。DDoS攻撃を受けた側は大きな負荷がかかり、機能がパンクしてしまうといいます。専門家は… サイバーセキュリティーに詳しい プルーフポイント・増田幸美さん 「例えば人気歌手のコンサートのチケットをとりたいとき、大勢の人が一度に同じサイトにアクセスしてチケットをとろうとすると、そのサイトにつながりにくくなるということがよくある。あえて意図的に行うことがDDoSという攻撃。みなさんがお使いの端末だったり、あるいは仕掛けられている監視カメラ、それを感染させておいて、それを使って“ここにアクセスしてね”と指示をかける」 サイバー攻撃は、企業の担当者が休みになる年末年始に行われることが多いということです。 日本航空は午後1時過ぎにすべてのシステムが復旧したと発表。安全運航に影響はないとしています。 (12月26日午後5時ごろ放送『news every.』より)