阪神は選手の人件費高騰に戦々恐々? 来オフは近本の残留資金&1億円予備軍が待つ
1年先、球団関係者が戦々恐々としているのは、来季中に国内FA権を取得予定の近本だ。複数年契約を提示したが「1年で勝負したい」と、5000万円増の年俸3億7000万円の単年で契約更改した。まだ30歳。働き盛りだ。来年活躍して、自分の価値をもっと高めたい-と考えるのは当然だろう。
球団創設90周年を迎える2025年。増収増益を期待する一方で、高騰する人件費…。虎の〝金庫番〟は勝って喜んでばかりはいられないようだ=金額はすべて推定。(三木建次)
■阪神の1億円プレーヤー
近本光司(3億7000万円)、大山悠輔(3億4000万円)、西勇輝(3億円)、青柳晃洋(今季2億1000万円、未更改)、岩崎優(2億円)、梅野隆太郎(1億6000万円)、佐藤輝明(今季1億5000万円、未更改)、中野拓夢(1億4500万円)、伊藤将司(1億4000万円)、岩貞祐太(1億円)、坂本誠志郎(1億円)=12月14日時点、外国人選手を除く、金額は推定