ダイヤやバラ浮かぶ飲料販売 サントリー、3Dプリンター活用
サントリーホールディングス(HD)が液体の中にダイヤモンドやバラを立体的に描いた飲料を、JR大阪駅直結の複合施設「グランフロント大阪」で販売中だ。独自開発した3Dプリンターを活用しており、担当者は「イラストが浮かぶ飲み物を楽しんで」と話す。 サントリーHD傘下で技術研究を担うサントリーグローバルイノベーションセンターが3年かけて開発した。インクに使う飲料が浮き沈みや拡散をしないよう、重量密度や原料成分の大きさを試行錯誤した。 今回の販売は事業化を見据えた試験的な位置付けで期間は9月20日まで。価格は900円(税別)でマンゴーなど3種類ある清涼飲料水の中に絵を描く。