小池都知事が定例会見11月24日(全文2完)築地の有効活用が都民にプラス
築地、豊洲市場について
TBS:TBSの〓タカシマ 00:43:14〓と申します。先ほどの築地と豊洲に関してお伺いさせてください。来週の月曜日にも築地の再開発の会議、第2回があると思うんですが、第1回目、知事はその場で、自由なご意見を披露してくださいっていう形でごあいさつされたと思うんですけれども、そうしますとこの検討会議でも、コンセプトづくりというのはあくまで万葉倶楽部といいますか、「千客万来施設」との両立、共存共栄が可能なコンセプトづくりをお願いしますって、そういう形になるんでしょうか。 小池:まずは自由な発想で、これは築地ということで、皆さま、関係、今回のメンバーの方々の自由な発想を出していただくという段階でございます。私はむしろ築地というこれまでの歴史と、文化と、そしてまた、いろいろ積み重ねてきた経験などを、さらに花開かせるという観点から、それこそ自由に発想をお願いしたいと、こう思っております。それによってまた築地が新たなブランドづくり。古いブランドの部分と新しいブランドの部分が融合できればと、このように思っております。とにかく一等地でございますので、そこを有効活用するのがまさしく都民にとってのプラスになる、そして日本の大きなランドマークにもなっていくというふうに考えております。最後ですいません。
新宿新聞:新宿新聞の喜田です。 小池:あら、新宿新聞続きですね、ちょっと。 新宿新聞:はい。すいません。実は民泊の問題についてお聞きしたいんですが、新宿区の場合は、民泊を月曜から金曜までには受け入れないというふうな条例が作られようとしています。一方では、国のほうでは、2030年には6000万人の外国人観光客を入れると、こういうふうな構想があるようですが、小池都知事の立場としてはどちらの考え方を支持したいというふうにお考えなのか、お聞きしたいですね。 小池:それぞれ地域によって事情が異なると思います。民泊が可能な物件がどれぐらいあるのかなどによって違ってくると思います。まさしく今、それぞれの地域でご判断っていいましょうか、審議されているところでございますので、私はその議論を見守っていくという立場かと思います。国においても、さまざまな議論が行われているところであります。どうやってごみ出しの確保をするのかとか、ルールをどうやって守ってもらうのかとか、非常に細かな話から、そのあと、例えばそこがいつの間にか何か拠点になってしまうのではないだろうかといったような心配であるとか、いろいろな角度から、今、ご議論いただいているのではないかと思っております。これからのいろんな活用方法については、民泊のみならず、さまざまな観点からいろんな意見が出てくることが望ましいと思っております。 じゃあ、本当に最後の質問、どうぞ。