小池都知事が定例会見11月24日(全文2完)築地の有効活用が都民にプラス
屋外広告について
朝日新聞:朝日新聞の〓イトウ 00:40:04〓です。屋外広告の件なんですけれども、条令等で定められているところが大きいと思うんですが、先ほど知事は規制緩和っていう言葉を使われていて、具体的にどういった条令の改正だとか、具体的なところ、お考えを教えていただきたいのと、あと屋外広告だと国が持っている場所とか区市町村が所有しているビルとか空港とかいろいろと所管が違うと思うんですけれども、そういったとこの調整とかいうことも考えているのか、教えてください。 小池:具体的に申し上げますと、今のこのそばのビルでゴジラが壁に書かれている、あれを高さはどこまでにするかとかもいろんな規制があると聞いております。で、今回は条令を改正するというのはおっしゃるとおり、いろんな分野にまたがってくるかとは思いますけれども、例えばいろんな建設現場などございますよね。 で、建設現場のところはずっと目隠しのようにフェンスであるとか、ついたてを立てるケースが多いわけでございますが、そこもパーセンテージとか、いろいろ決まっていると聞いております。そういったことを緩和をすることによって工事現場そのものがPRの媒体になっていくといったような工夫も可能かと思います。それぞれ交通安全の面からの条令、観点であったり、景観の観点であったり切り口は異なるかとは思いますけれども、しかしそういったことをカバーし、そしてかつ新しい東京のまちづくりに資するような広告、条令の見直しということを考えているところであります。 フランスなど行きますと、工事現場などは工事をしているのが分からないぐらい、外のカバーが、そのものを、例えばジョルジュサンクなんていうホテルの〓イノベーション 00:42:20〓をやってるときなど、外から見ますと、同じ建物、そのまま掛かってるんですね、スクリーンとして。ですから、分からないぐらいなんですよ。マドレーヌ寺院なんかも、工事中なんだけれども、外から見ると、そのままの写真がそのまま焼き付けられているような工夫がされていて、工事のときでさえ、こういう景観を考えるんだなというのは各国いろんな例がございますので、そういったことも踏まえながら機運の醸成のために、このまち並みをむしろ生かしていく方向がないか、模索もしていきたいということでございます。