ヴィッセル神戸FW宮代大聖にアストン・ヴィラはレンタル、セルティックは完全移籍での獲得に関心か?現地は「お買い得な補強」
明治安田J1リーグ連覇を果たしたヴィッセル神戸に所属するFW宮代大聖に、プレミアの強豪アストン・ヴィラとスコットランド王者のセルティックが関心を示しているようだ。現地複数メディアが、今冬移籍市場における宮代の移籍可能性について報じている。 【一覧】2025年 Jリーグ全60クラブ 最新移籍情報はこちら! J1連覇を果たした神戸において、宮代はリーグ戦32試合に出場。11ゴール1アシストという数字を残し、チームの優勝に大きく貢献していた。そんな宮代獲得に関心を示しているのが、プレミアリーグの強豪ヴィラとスコットランド王者のセルティックだ。 英メディア『CAUGHTOFFSIDE』は、「ヴィラは神戸から宮代をレンタル移籍で獲得することに興味を持っている」と述べた上で、「宮代選手は現在、ヴィラのオーナーが所有するVスポーツのパートナーであるヴィッセル神戸でプレーしている。このつながりを考えると、ヴィラは日本のクラブとの関係を活用し、潜在的なローン契約について話し合いを始める可能性が高い」と、宮代獲得に動く背景について言及。 また、「特にルイ・バリーとジェイデン・フィロジーンが今冬去る可能性を考えれば、一時的な移籍はヴィラにとって賢明な選択肢かもしれない。昨年夏の移籍期間に多額の資金を投じたため、ローン移籍を検討しており、リーグが定めた財政規則に従いたいと考えている。彼らは今月、ウナイ・エメリ監督のチームにお買い得な補強を加えようとしている」と、リーグの財政規則や今冬の移籍市場で複数名の選手が退団濃厚であることも、宮代をレンタル移籍で獲得する噂につながっていると指摘していた。 一方で、セルティック専門メディア『THE CELTIC STAR』は、「古橋の古巣である神戸には、セルティックにとってもう一つの逸材が待っているかもしれない。FWの宮代は、セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督にとって魅力的な選択肢だ。セルティックは25年最初の試合でのダービーに敗れ残念な結果となり、シーズン後半戦の重要な局面を迎える中、補強を求める声が高まっている」と、サッカー日本代表のFW古橋亨梧、FW前田大然、MF旗手怜央などが在籍しており、過去の日本人選手の実績も高く評価されていることから宮代を完全移籍で獲得する可能性は十分あると言及している。 果たして、宮代の今冬市場における移籍は実現するのだろうか。
フットボールチャンネル編集部