1試合6億円はスゴすぎる! 米女子ゴルフ最終戦の超高額優勝賞金がツアーの記録を一気に動かす可能性があるって本当?
生涯獲得賞金や年間最高獲得賞金記録が一気に変わる
1月にスタートした米女子ツアーは今週の「CMEグループツアー選手権」で終了する。同大会の優勝賞金はツアー史上最高の400万ドル。この超高額賞金がツアーの歴史を一気に動かす可能性を秘めている。 【写真&動画】ビキニ姿で海へダイブ!! クロアチアでバカンスを満喫するネリー・コルダのプライベートショット これが実際の投稿です 米女子ツアーの賞金はすごい勢いで増えている。昨年までの優勝賞金最高額は「全米女子オープン」と「CMEグループツアー選手権」の200万ドルだった。それが、今年6月の「全米女子オープン」が240万ドルに増額して史上最高額を更新したかと思えば、「CMEグループツアー選手権」は何と前年から倍増の400万ドルになったのだ。
ざっくり1ドル150円で計算すると400万ドルは6億円になる。先週の「大王製紙エリエールレディス」で竹田麗央が塗り替えた日本のシーズン獲得賞金新記録は約2億5913万円であるが、優勝すればその2倍以上の金額をたった1試合で手にできるのだ。 この破格の賞金額が長い間動きがなかった生涯獲得賞金ランキングを激変させるかもしれない。現在の1位はツアー歴代最多となる8度の賞金女王に輝き、2008年に第一線を退いたアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)で、その額は2258万3693ドルである。ソレンスタムは2001年に生涯獲得賞金1位に立ち、その座を現在まで守り続けている。 2位はカリー・ウェブ(オーストラリア)。2001年からこの2人が1、2位を占める構図は変わっていない。いかにソレンスタムとウェブが長きにわたって活躍していたのかが分かるデータだ。 3位はクリスティ・カー(米国)で、上位3人が2000万ドルを超えている。 そして、4位にいるのが現役バリバリのリディア・コ(ニュージーランド)だ。現在の生涯獲得賞金は1959万3981ドル。「CMEグループツアー選手権」で優勝すれば一気に上位3位を抜いて生涯獲得賞金1位に立つ計算である。そうなれば、実に23年ぶりの1位交代となり、ツアーの歴史が塗り替わるのだ。