渋野日向子 シード復帰も一部スタッツ悪化…オフはショット&パットの改善急務
女子ゴルフの渋野日向子(26=サントリー)が、今シーズンの戦いを終えた。前週の「アニカ・ゲインブリッジ・ペリカン」で34位となり、ポイントランキング60位までが参戦する今季最終戦「ツアー選手権」(21日開幕、フロリダ州)に駒を進めることができなかった。 本人は「すごく残念」と、ひと足早いオフ入りを悔しがったが、今季はポイントランク64位で昨季失ったシード(同ランク80位以内)に返り咲き。開幕前に掲げた目標の一つは達成した。 とはいえ、主な活躍は6月2日に最終日を迎えた「全米女子オープン」の2位、6月の「全米女子プロ選手権」の7位のみ。トップ10入りはこの2試合だけで、シーズン序盤は予選落ちが続き、夏場以降は上位とは無縁の試合が続いた。安定感を欠いたせいもあり、スタッツの一部は昨季より悪化していた。 1Wの平均飛距離は256・06ヤードの100位で昨季の248・3ヤード(132位)より向上した一方で、平均スコアは65位(71・36)から118位(72・32)、1ラウンドの平均パット数は23位(29・38)から84位(30・13)と順位を落とした。 パーオン率も92位(67・15%)から113位(66・05%)に。今オフはショットやパッティングの修正、つまりトータルで改善に取り組むことになりそうだ。
東スポWEB