【今日の注目ポイント】京都で女王決定戦・エリザベス女王杯
11月10日(日)は東京・京都・福島の3場開催。10日の天気は東京が曇り、京都が曇り時々晴れ、福島が晴れのち曇りの予報となっている。 【写真】レガレイラのこれまでの軌跡 ■エリザベス女王杯でレガレイラがGI2勝目を狙う 京都11Rは芝2200mのエリザベス女王杯(GI)。レガレイラはクラシック三冠路線を歩んだこともあり、昨年のホープフルS以来勝ち星から遠ざかっているが、ここに入れば力上位。持ち味の末脚をフルに生かせるコースでもあり、GI2勝目は目前だろう。対するは前走で復活と言える勝利を見せたシンリョクカ、一昨年の秋華賞馬スタニングローズなど。 ■福島記念は距離短縮でドクタードリトルが重賞初制覇を狙う 福島11Rは芝2000mの福島記念(GIII)。ドクタードリトルの前走が京都大賞典に出走して6着。今回は2走前に勝っている2000mに距離が短縮され、メンバーも手ごろになる。重賞初制覇も十分。対するは前走が強かったフライライクバード、2走前に当地で重賞2着のシリウスコルトなど。 ■オーロCでシュトラウスの復活なるか 東京11Rは芝1400mのオーロC(L)。シュトラウスは気性が激しく、昨年の東京スポーツ杯2歳S以来結果が出ていないが、休み明けでリフレッシュしていて1400mのここなら本来の力を出せても良い。復活なるか注目したい。対するは前走内容が良かったマスクオールウィン、立て直されたダディーズビビッドなど。 ■黄菊賞でショウナンバルドルが無傷2連勝を狙う 京都9Rは芝2000mの黄菊賞(2歳・1勝)。ショウナンバルドルは札幌芝2000mの新馬戦でデビュー勝ち。セレクトセールで3億円超の値が付いた馬で、馬体の良さも目立っている。無傷2連勝を狙う。 ■福島2歳Sはスピード上位のレイピアに注目 福島9Rは芝1200mの福島2歳S。レイピアは小倉2歳Sで4着、続くカンナSでは3着と勝ち切れなかったが、ここに入れば力上位。押し切りまで十分。対するは中山芝1200mの新馬戦が強かったヴァージル、ききょうS2着のブルーサンセットなど。 ■京都5Rの新馬戦で3億円のコジオスコなどがデビュー 京都5Rは芝2000mの新馬戦。セレクトセール当歳3億円(税抜き)、半姉に20年東京新聞杯など重賞3勝を挙げたプリモシーン(父ディープインパクト)がいる、エピファネイア産駒のコジオスコがC.ルメール騎手でデビューする。 ■東京5Rの新馬戦でパンサラッサの半弟マードラド、タッチングスピーチの半弟スターエンブレムなどがデビュー 東京5Rは芝1600mの新馬戦。半兄に22年中山記念などGI2勝、重賞4勝を挙げたパンサラッサ(父ロードカナロア)がいる、レイデオロ産駒のマードラドが内田博幸騎手でデビューする。また、セレクトセール1歳6400万円(税抜き)、半姉に15年ローズSを勝ったタッチングスピーチ(父ディープインパクト)がいる、ロードカナロア産駒のスターエンブレムが菅原明良騎手でデビューする。 ■東京4Rの新馬戦でストロングハートの仔ピーターライズ、アークヴィグラスの半妹ロッキンミーなどがデビュー 東京4Rはダ1300mの新馬戦。17年エーデルワイス賞(JpnIII)を勝ったストロングハートの仔でパイロ産駒のピーターライズが佐々木大輔騎手でデビューする。また半姉に18年エーデルワイス賞を勝ったアークヴィグラス(父サウスヴィグラス)がいる、スクリーンヒーロー産駒のロッキンミーが佐藤翔馬騎手でデビューする。 ■福島6Rの新馬戦でセットアップの半妹ヒットミーなどがデビュー 福島6Rはダ1700mの新馬戦。半兄に23年札幌2歳Sを勝ったセットアップ(父デクラレーションオブウォー)がいる、シニスターミニスター産駒のヒットミーが柴田善臣騎手でデビューする。 ■地方競馬で3重賞 ・盛岡競馬場では18時5分に絆カップ(重賞)が行われ、4連勝中のゴールデンヒーラーなどが出走する。 ・高知競馬場では18時15分に黒潮マイルチャンピオンシップ(重賞)が行われ、前走で重賞を初制覇したバリチューロなどが出走する。 ・ばんえい帯広競馬場では20時にクインカップ(重賞)が行われる。