中日・中田翔、来季フルスイング復活へ土台固め 悩まされた腰痛への対策に電動ベッド導入「自分の楽な体勢で寝ることができる」
中日の中田翔内野手(35)が、今季終盤から腰痛対策として電動ベッドを導入していることを明かした。中日へ加入した今季は度重なる腰痛に悩まされてきた。“超回復ベッド”で睡眠時の腰への負担を軽減し、来季は長いシーズンを戦い抜く。 ◆中田翔、立浪監督と笑顔のハイタッチ【写真】 同じことを繰り返すわけにはいかない。中田家の寝室を陣取っていたのは、2台の電動ベッド。「自分の楽な体勢で寝ることができる。ちょっと足を高く上げてみたり、上体を起こして寝てみたりとか、リモコンでできるようなやつ。それをやってから少し楽ですね」。時折うなずくように、新兵器の効果を語った。 腰痛に悩まされたシーズンだった。6月下旬に腰のコンディション不良のために出場選手登録抹消。その後も状態はなかなか改善しなかった。「自分の中で、ここまで長引くのは初めて。最後の方はフルスイングとは程遠いスイングになっていたと思う」と振り返る。 さらに「横向きで寝ないと腰がしんどかった。あおむけで普通に寝るのが、もう朝起きたら腰がバキバキという状態だった」とも。本来は疲労を回復するための睡眠でも負担がかかってしまっていたという。 そこで導入したのが背上げ、膝上げ機能のついた電動ベッド。その日の腰の状態に合わせ、最も楽な姿勢で寝られるように調節している。2人の息子とも就寝するため、2台購入。「値段は覚えてないけど、安いものではないですよね」と語るが、体が資本のアスリート。投資は惜しまない。 既に今オフは腰痛対策として約15キロ、体重を落とした。27日の中日選手会の納会ゴルフコンペ後も「体が楽ですよ、一番は」と減量の効果を実感している。
中日スポーツ