プロ野球界の“金ピカ男”、「僕は目立ちたくはない」の真意 推しグループのGENICにも金言
25年は武道館、26年は紅白歌合戦で共演が目標
――GENICは2025年、2月に4thアルバム発売、そして11月には日本武道館での公演があります。辰己選手との3度目の対談にも期待しつつ、お互いに2025年の目標を聞かせてください。 辰己「GENICは武道館が決まっているので、少しでもいいから僕も出たいという気持ちが抑えきれないです」 GENIC一同「(笑)」 辰己「何としてでも出たい!」 小池「野球の『塁に出る』みたいになってます(笑)」 辰己「日本武道館に立つためにも、11月まで怪我のないように頑張りたいです」 西澤「ぜひ出て頂きたいですし、辰己選手の試合をみんなで観に行きたいです」 辰己「でも、毎試合、毎打席、僕はGENICを代表して出ているよ(笑)。だから、みんなも、毎試合出ているということは覚えておいてほしいです」 増子「武道館は、ステージ上からの満員の景色を辰己選手に見せたいですね。2025年は、8人全員でもっと加速して、テッペン(頂点)取りたいです」 雨宮「トップ・オブ・ザ・トップでしょ(笑)」 金谷「メンバー内でも大きな歌番組に出たいとよく話しています。例えば、(日本)レコード大賞、紅白(NHK紅白歌合戦)とか大きな歌番組への出演を目標にしたいですし、辰己選手に私たちが輝いているシーンをたくさん見せられるようにしたいです。もちろん、ぜひ一緒に出て頂いて(笑)」 雨宮「去年の対談で、辰己選手が『GENICが紅白に出て、僕は審査員で』と言って頂き、一緒に出たいという話をしていたので、それは絶対に実現させたいですね」 辰己「2025年の目標は武道館に出ることで(笑)。毎年ステップを踏んでいくのがいい気がするので、GENICの8人目のメンバーとしては思うところもありますけど、紅白での共演は再来年にしましょう。僕もGENICに負けないように頑張ります」 西本「今日、1年ぶりに会わせて頂いた中で、せんえつながら『男を上げられたな』と感じました。顔もしゅっとして、去年お会いした時以上に、同じ男としてかっこいいなと。冗談もたくさんおっしゃいますけど、この1年間、真摯に野球と向き合い、いろんな修羅場をくぐり抜けてきたからこそのたたずまい、オーラだと思います。僕らも辰己選手とは違う場所で1年間一生懸命やってきましたけど、日本武道館、その先もとなると、第一線での活躍というフェーズになってくると思うので、次お会いした時は、辰己選手に『男を上げたね』『さらにすてきな女性になったね』と言ってもらえるようにしたいです」 □GENIC(ジェニック)avexのダンス&ボーカルグループ育成プロジェクト「a-genic PROJECT」から選ばれ、2019年11月1日に結成・20年5月27日にメジャーデビュー。メンバーはリーダーの西本茉生をはじめ、増子敦貴、西澤呈、雨宮翔、金谷鞠杏、小池竜暉、宇井優良梨の7人。コロナ禍でのデビューでありながら一歩ずつCDリリースとツアーを重ね、2024年に開催した6回目の全国ツアー「GENIC LIVE TOUR 2024 -if-」では、約1万5000人の動員を記録。2025年2月5日には4枚目のアルバム『if』のリリース、デビュー5周年を迎える11月5日には日本武道館での公演が決定している。 □辰己涼介(たつみ・りょうすけ)1996年12月27日、兵庫県出身。2018年のドラフト会議で4球団から指名を受け、抽選の末に楽天イーグルスに入団。身体のバネを生かし、スピードあふれるプレーと抜群の守備で観る者を魅了する。プロ6年目の2024年シーズンは、全143試合に出場して自己ベストの打率.294をマーク。最多安打(158本)、ベストナイン、三井ゴールデン・グラブ賞など数々のタイトルを獲得した。日本代表に初選出されたプレミア12では、主に3番を任されるなど打率.310、5打点の成績を残した。
小田智史