日産テラノ、インドで復活!! ……って、あれ……キミ、だあれ???[復刻・2013年の話題]
■ルノー新興国向けブランド、ダチアのダスターが正体?
詳細についてはまだ公表されていないが、どうもルノーの新興国向けの低価格ブランドである「ダチア」から販売されているSUV、ダスターがニューテラノのベースになっているようで、このダスターに専用のエクステリアをまとわせたのがニューテラノだとか。 もちろん、価格はこちらのテラノのほうが高い設定となるようだ。エンジンラインアップについてはダスターと同じく直4、1.6Lガソリンエンジンと1.5L、直4ディーゼル(85ps、115psの2種類にチューニング)を設定するとのことらしい。 ところで、このニューテラノを見ていて気になるのが、今年11月に発表とベストカー本誌ですでにお伝えしている、3代目となるニューX-トレイル。 今年の東京モーターショー直前というタイミングでデビューする次期型は新型の1モーター2クラッチ方式のハイブリッドシステムを直4、2L直噴エンジンと組み合わせるのが注目ポイント。
■ニューテラノは日本で販売される次期型エクストレイルなのか~!?
気になるのはこの次期型エクストレイルのエクステリア。昨年のジュネープショーに出展されたハイクロスコンセプトを進化させた新鮮なデザインを採用しているのだが、どことなくニューテラノにも通じる共通のニュアンスを持っているような。 そこで本誌スクープ班にさっそく聞いてみたところ、「フェンダーの造形やフロントグリルにヘッドライト形状、フロントバンバーなどに違いはあるようだけど、このニューテラノが日本で今年発売されるエクストレイルにほぼ間違いないだろう」とのこと。 かつて1990~1991、1993~1994年のパリダカ(オート/カミオン部門)に初代テラノで出場していた根本純氏は、 「おお、テラノ復活するんだ。でも、インドでかあ。その車名、今や懐かしいねえ(笑)。この頃、初代テラノで毎年のように出場していたパリダカでは電気系のトラブルでリタイアしてばかりだったけど、先進的で速すぎるクルマ故にトラブルが多かった。 新型のスタイルを見たかぎりではブリスターフェンダーと流麗なボディラインでメートレイルのマッチョ版って感じ。カッコいいじゃん」 そもそもテラノはインドじゃなく日本にこそなじむ気がする。 個人的には、初代と2代目で採用していたフロントグリルに特徴的な3つのダクトの設置を取り入れてほしいけど、いかが?