ドジャース・大谷翔平のMVP受賞3度はトラウト、A・ロッドらに続く史上12人目
【ニューヨーク21日(日本時間22日)】米大リーグの今季の最優秀選手(MVP)が専門局MLBネットワークの番組内で発表され、ナ・リーグはドジャースの大谷翔平投手(30)が昨季のア・リーグMVPに続き2年連続、3度目となるMVPを受賞した。 【写真】ナ・リーグMVPを満票で獲得し、MLBネットワークの番組に出演する大谷翔平と真美子夫人、愛犬デコピンも 大谷は私服姿で出演。真美子夫人が隣に座り、愛犬のデコピンも出演した。過去2度の受賞と同じく今季も満票による受賞。両リーグでMVP受賞はフランク・ロビンソン(61年レッズ、66年オリオールズ)以来、史上2人目で、DH専任の選手が受賞するのは史上初となった。 全米記者協会(BBWAA)による投票が始まった1931年以降、3度MVP受賞したのはバリー・ボンズ(7度)に次ぐ2位タイ。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によるとマイク・トラウト、アレックス・ロドリゲスら含め12人目となった。また、ドジャースで満票のMVP受賞は初めて。複数回の満票受賞はメジャー史上で大谷だけで自身の記録を更新した。 今季の大谷は打率・310、54本塁打、130打点、59盗塁の成績を残し、メジャー史上初となる「50本塁打、50盗塁」を達成。本塁打、打点はリーグ2冠に輝いた。