秋の夜空を彩る 水中花火など3千発 宇検村で「やけうちどんと祭」
鹿児島県宇検村の第46回やけうちどんと祭(同実行委員会主催)は3日、同村の湯湾港であった。新型コロナウイルスの影響などで、5年ぶりの開催。村内外から家族連れなどが詰め掛け、秋の夜空を彩る約3千発の光のショーを楽しんだ。 花火は午後7時20分にスタート。大小の色鮮やかな花火が焼内湾から次々と打ち上げられた。名物の水中花火は迫力ある光の花が爆音を響かせて海面から広がり、見物客を圧倒した。結婚や孫の誕生などを祝うメモリアル花火にも拍手が送られた。 花火の前には同村宇検出身の歌手・西郷ひろしさんの演歌ライブや、ダンスなどのステージ発表、わんこそば大会、お楽しみ抽選会などもあった。会場周辺には屋台も多く出店し、来場者は今年最後の花火を満喫していた。