長崎放送

前線を伴った低気圧が26日～27日にかけて、日本海と本州南岸を発達しながら進む見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、南西諸島や西日本、東日本は大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降る所があるでしょう。各気象台が発表している予想です。（雨のシミュレーションは「写真を見る」から見ることができます。） 【写真を見る】【天気予報】26日は西から天気下り坂　各地で警報発表の可能性　各気象台の予報と雨シミュレーション（25日午後現在） ■九州北部地方（山口県を含む） 【福岡管区気象台】11月25日15時50分　 日本海を北東へ進む低気圧からのびる寒冷前線が26日の日中に九州北部地方を通過する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。 対馬海峡と九州西海上では、26日明け方から昼前にかけて南のち西の風が非常に強く吹き、しけとなるでしょう。また、九州北部地方では、26日未明から夕方にかけて局地的に積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風が発生するおそれがあります。 [風の予想] 26日に予想される最大風速（最大瞬間風速） 　　対馬海峡　　22メートル　（35メートル） 　　九州西海上　20メートル　（30メートル） ■九州南部・奄美地方 【鹿児島地方気象台】11月25日16時05分　発表 26日朝に前線上の九州南部付近に低気圧が発生し、26日夕方にかけて九州南部・奄美地方を通過する見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、九州南部・奄美地方では大気の状態が非常に不安定となるでしょう。 九州南部・奄美地方では26日朝から26日夕方にかけて局地的に積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれがあります。 ■四国地方 【高松地方気象台】11月25日10時56分　発表 前線を伴った低気圧が26日にかけて日本海西部から沿海州を北東に進むでしょう。また、九州の西に低気圧が発生し、26日にかけて四国付近を東進する見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、四国地方では大気の状態が非常に不安定となるでしょう。