【オリックス】新しい時代へー “頼れる兄貴たち”から受け継ぐバトン プロ野球12球団担当記者が見た2024年
新しい時代へ
“頼れる兄貴たち”の引退セレモニーで花束贈呈を任された宮城と紅林。結果と姿勢で後輩たちを引っ張ってきたT-岡田と安達のような同学年コンビに。そんな引き継ぎの儀式にも見えた。 受け継いだのは宮城・紅林だけではない。 2人の他にもオリックスには楽しみな戦力がまだまだたくさんいる。 2年目を迎えた2024年は1年間先発ローテーションを守りチームトップタイの7勝をあげた曽谷龍平(24)、ケガで辞退したもののオールスターに初選出されるなどチームの打撃を牽引した太田椋(23)、ルーキーイヤーでプロ野球タイ記録となるデビューから22試合連続無失点を達成した古田島成龍(25)など、若い力が躍動し始めている。 新しい時代へと進んでいくオリックス・バファローズ。 このホーム最終戦に詰めかけたファンはオリックス主催試合過去最多の36,217人。これは、これからのオリックスへのファンの期待の表れのように感じた。 岸田護新監督: 「これからオリックスは強くなります。これからのオリックスは面白いです」 2025年から指揮をとる岸田新監督(43)が自身の引退セレモニーで語ったこの言葉が現実になる日もきっと近いはずだ。 (文・浦田真有)
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