海外で活躍する日本人メンズモデル5人に聞く モデルになったきっかけや今後の夢は?
Yuhi Miyahara
Yuhi Miyahara(宮原優陽)は、今勢いのあるモデルのひとり。今シーズンは2024年プレフォールのメンズデジタルキャンペーンにも起用された「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のショーに出演したほか、「アンダーカバー(UNDERCOVER)」、「ジギーチェン(Ziggy Chen)」のランウェイを歩いた。ラグジュアリーなイメージを持ち、野性的な眼差しでニュアンスあるたたずまいが表現できる。身長は190cm。@irie_569 所属:BRAVO MODELS TOKYO ――モデルになったきっかけと、デビュー年は? 大学の友達と渋谷で遊んでいたときにスカウトされました。2022年に事務所に所属して、2023年の3月にデビューしました。 ――自分の個性や強みは何だと思いますか? 「ハーフなのか」と聞かれることが多いので、正統派の日本人顔ではないのだと思います。それは間違いなく個性だと思っています。 ――これまでのキャリアで一番思い出深いショーは? 昨年11月に香港で開催された「ルイ・ヴィトン」2024年プレフォール。初めて仕事が決まった状態で海外に行くという経験で、「日本人は自分だけ」という不安とワクワクでいっぱいでした。ショーの桁違いのスケールと豪華さに圧倒されました。 ――日本人モデルが海外のランウェイで戦うには何が必要でしょうか? ぶつかってみようという気持ち。自分がデビューできたのは、初めての海外でも「とりあえずやってみよう」と思い切ったからだと思います。 ――これからかなえたい夢や将来のヴィジョンを教えてください。 「彼になら任せられる」と思っていただけるモデルになること。そう思って起用してもらえるのはとても光栄ですし、その積み重ねが大きい仕事につながると思っています。
Kyosuke Akiyoshi
Kyosuke Akiyoshi(秋吉恭佑)は「モスキーノ」「ゼニア(ZEGNA)」、「ケンゾー」、「キッドスーパー(KIDSUPER)」、「ベッドフォード(BED j.w. FORD)」など数多くのランウェイを歩いた。長い黒髪を持ち、シアトリカルな演出で話題をさらったキッドースーパーから、ダンディで落ち着いた雰囲気のゼニアまで、幅広いニュアンスが表現できる。ルイ・ヴィトンの2024年秋冬キャンペーンにも出演。身長は187cm。@kyo_su_ke_17 所属:BRAVO MODELS TOKYO ――モデルになったきっかけと、デビュー年は? 物心ついた頃からモデルになりたくて、「一度きりの人生、やる前から諦めずに挑戦してみよう」と思い、自分で応募したのがきっかけです。デビューは2023年でした。 ――自分の個性や強みは何だと思いますか? どこの国の人か分からない、個性的な顔立ち。サラサラ黒髪ロングヘアもよく褒められます。あまり欲がないので、メンタルが乱れることが少ないのも強みかもしれません。 ――これまでのキャリアで一番思い出深いショーは? 「ルイ・ヴィトン」2024年秋冬。スケジュール的に間に合わないと分かっていても諦めきれず、ミラノからオーディション会場に向かいました。到着したのは夜中の1時すぎでしたがスタッフが待っていてくれて、ショーの「クローズ」と呼ばれる最後のルックを着ることになり、うれしさと喜びでいっぱいでした。 ――日本人モデルが海外のランウェイで戦うには何が必要でしょうか? まずは意気込みすぎず、期待しすぎないこと。それがメンタルのバランスにもつながると思います。 オーディションではクールになりすぎず、愛想よくすること。 ウォーキングは何度も繰り返し練習すること。僕も事務所の人やモデルの友達に教えてもらったり、チェックしてもらったりしました。 ――これからかなえたい夢や将来のヴィジョンを教えてください。 今はmodels.comというサイトが選ぶモデルの「Top50」か「Hot list」に入ること。全てのクライアントに自分のことを知ってもらいたいですね。海外を拠点に暮らすのも夢。あとは長くモデルを続けていきたいです。