ふるさと納税「見直し検討」で大阪・泉佐野市が会見(全文4完)一方的に見直すなら寄付受け入れを断念せざるを得ない
総務省が一方的な見直しを進めるのであれば寄付金の受け入れを断念せざるを得ない
司会:ありがとうございます。じゃあ、ほか、ご質問あられる方。じゃあ、あちらの女性の方、お願いいたします。 時事通信:時事通信の【タケイシ 01:29:40】です。2点質問があるんですけれども、総務省のほうで9月1日時点の調査のときに10月の末までに3割以下っていうことと、あと地場産品について見直しを終えてくださいっていうような通知も出していまして。今までおっしゃってることからすると、その10月末までの見直しはされないという意向でよろしいでしょうか。 阪上:そういうことでございます。 時事通信:3割については年度末で、地場産品についてちょっと予定もちょっとないっていう。 阪上:今のところそう考えております。 時事通信:その上でなんですけども、今後その総務省が検討している法規制が実現していきますと、一部の自治体、対象外になるっていうことで、ちょっと失礼な言い方なんですけども、もしかしたら対象外になる可能性っていうのもちょっと出てくるのかなと思うんですが、それについてはどういうふうに受け止めていらっしゃいますでしょうか。 阪上:そうですね、このまま総務省が一方的な制度見直しを進めるのであれば、泉佐野市としては来年度以降ふるさと納税の寄付金の受け入れを断念せざるを得ないかなというふうには考えております。ただ、ふるさと納税の制度に関しては意義を見いだしている。本質としては決してそれは本意ではございませんので、そうならないように全力を挙げたいというふうな考えではおります。 司会:ありがとうございます。ほか、ご質問はよろしいでしょうか。【イ** 01:31:17】、大丈夫ですか。じゃあ、はい、どうぞ。 テレビ朝日:すいません、度々、最後に1問なんですけども、今日、野田総務大臣は泉佐野市にはふるさと納税のスタートの志をぜひ思い出していうふうに名前を言って発言していたんですけれども、これについてはどういうふうに受け止めていらっしゃいますか。 八島:私どもは、ふるさと納税の制度、やっぱり冒頭でも申し上げましたように最も重要な施策というふうに取り組んでまして、制度の中でわれわれ、精いっぱい努力してきた結果ということですので、志としましては泉佐野市を応援してあげようという納税者に対してずっとこれまでやってきましたので、志そのものは、当初も今も変わらないつもりでいますので、その辺り、どのようなシーンで言われたか分かりませんけれども、われわれとしてはずっとそういう思いでいるということでございます。 テレビ朝日:ありがとうございました。