ふるさと納税「見直し検討」で大阪・泉佐野市が会見(全文4完)一方的に見直すなら寄付受け入れを断念せざるを得ない
地場産品の泉州タオルをPR
司会:ありがとうございます。では、ほか。じゃあそちらの男性の方。 テレビ朝日:すいません、テレビ朝日の【ヤギ 01:21:12】です。1問だけなんですけれども、先ほども少しありましたが、泉佐野市長は地場産品には自治体間で格差が生じるという意見ですけれども、今日、野田総務大臣は格差という考え方はないという趣旨の話をしました。これについてあらためてどのように受け止めていらっしゃいますか。 阪上:すいません、そのコメントちょっと承知しておりませんので。 テレビ朝日:地場産品がないところはない、という趣旨の発言も合わせて。 阪上:先ほど、ご質問がありまして、もちろんないところはないのかな。ただいわゆる地場産品、例えば地場産品が選ばれる、いわゆる寄付者の方に選ばれる地場産品なのか、そうでない、地場産品なのかというところで、差はあるんじゃないですかね。 テレビ朝日:やはりそうすると、そういうルールになると全国的にも格差が生じるというふうにお考えでしょうか。 阪上:そう考えております。 テレビ朝日:ありがとうございます。 司会:じゃあほか、はい、あちらの女性の方、ジャケットを着られている、はい。 朝日放送:朝日放送【タナカ 01:22:29】と申します。地場産品の話になるんですけれども、泉佐野市の返礼品を見てみると、もちろん地元産のタオルですとか、水ナスですとか、魚介類の関係も返礼品の中にはラインナップとしてあるんですけれども、そのような本来地元を応援するという意味では、そのような地場産品を一番にPRするといいますか、ほかの例えば地場産品を置いた上でも、もっとこう泉佐野市産のものをさらにこうPRするというような方法もあるかと思うんですけれども、その辺りについてはどのようにお考えでしょうか。 阪上:実は地場産品といいますか、われわれ泉州タオルというタオルが産地でございます。皆さまたぶんご存じなのは今治タオルだと思うんですけれども、実は泉州タオル、全国のシェア42%を持っておりまして、断トツの2位でございます。古くからわれわれはこの泉州タオルというものを特産品として発信をさせていただいておりまして、最近では1位を奪還したいというような思いもあって、泉州タオルのPRというものをふるさと納税を活用して、積極的にやらせていただいております。 パンフレットをお作りしてるんですけども、一番最初にページを開いていただくと、泉州タオルがざっと並ぶような形になっております。ただサイトのほうは、実はポータルサイトによってルールが違うんですけれども、入れていく順番によってだんだん順番、掲載の順番が決まりますので、なかなかちょっとコントロールの効かないというようなところがあるんですけど、例えば、ご存じのように年末がふるさと納税の一番のたくさん寄付を獲得できる時期になりますので、そういった時期には積極的に泉州タオルの特集を組んだりだとか、現在でも泉州タオルの特集はやっておりますけども、そういった特集を今やってるよね? はい、やっておりまして、そういった取り組みは積極的にやっておりまして、実際、泉州タオルは2015年から2016年に掛けては3倍、その2016年から2017年に掛けては2倍に寄付の増加と一緒に返礼品としてのいわゆる、送付してる数っていうのも、増えてきて、非常に人気の返礼品になっているっていうような状況はございます。