ふるさと納税「見直し検討」で大阪・泉佐野市が会見(全文4完)一方的に見直すなら寄付受け入れを断念せざるを得ない
指摘を受けた返礼品「ピーチポイント」は今後も継続
朝日放送:ありがとうございます。もう1点なんですけれども、そもそも今日、会見をここ東京でされた意図というのを教えていただきたいんですけれども。 阪上:すいません、もう本当に大阪からお越しいただいたメディアさんについては、本当にありがとうございます。実はお問い合わせをいただく中で、大阪のメディアさんからはあまり問い合わせがなくて、東京のマスコミ、メディアさんからのお問い合わせ、取材の申し込みが非常に多かったというような状況がございました。ですので、そういったことで、もう単純に物理的にお越しになりやすい場所ということで、東京を選ばせていただいたという次第でございます。 朝日放送:注目を集めるですとか、そういった狙いですとか、幅広く多くの方に知ってもらいたいですとか、何かそういった意図もあるんでしょうか。 阪上:特別そういった意図はないんですけど、ただ物理的にたくさんの今、今日いらしていただいているように、メディアの方が、マスコミの方が来ていただけると広く広がるというような結果っていうのはあるとは思います。 朝日放送:ありがとうございます。 司会:ほか、はい、じゃあそちらの男性の方、はい。 NHK:すいません、NHKの【ヤマグチ 01:26:44】です。ピーチのポイントについてなんですけれども、総務省はマイルとかポイントとかはお金に近いものだということで、返礼品にするのをやめろって言ってるわけなんですけれども、ピーチポイントっていうのは関空の発展に寄与しているっていうので返礼品に入れられるっていうのは分かるんですけれども、このピーチのポイントをポイントにするっていうことは、総務省の指摘に当たるんじゃないんですか。お金、換金性が高いとかっていうことで総務省は駄目だって言ってるんですけども。それについて、そこは指摘に当たるところではないんですか。 阪上:ポイントでたぶん問題視されているのは、具体的にはちょっと名前は言えませんけども、いわゆる何にでも使えるポイントというものであれば換金性が高かったりというような状況はあると考えております。確かにポイントっていう名前ではございますけども、これはピーチの航空券を購入することにしか使えないポイントでございます。ですので、航空券自体お渡しすることは総務省、駄目だとは言ってないんですよね。ですので、われわれの捉える方としてはいわゆる日付、行き先の決まっていない航空券を、いわゆるオープンの航空券をお渡ししているのと同じだというふうな認識を持っています。 換金性のお話がありましたけども、確かに危惧、懸念はありましたけども、10月1日からはその換金性、いわゆる転売防止策にしてもピーチさんが対応してくれておりますので、その転売の問題っていうのも解消できるというふうに考えております。 NHK:転売の恐れもないし、航空券の購入にしか使えないっていう限定的な使われ方だから、指摘には当たらないということで、ピーチポイントにしてはやめることなくこれからも続けていくんだっていうお考えっていうことですね。 阪上:指摘には当たらないというところは、指摘は総務省がされますので、具体的にピーチポイントが指摘を受けているのかっていうと、今現状としては受けているというような状況でございますけれども、ただ総務省が懸念されている材料っていうのは解消できているっていうようなことでわれわれは考えているということでございます。