【初心者もわかるホンダ レブルの系譜】アメリカンなかぶき者はとっつきやすい“反逆者”!
大型クラスでもレブル500/1100が登場
そしてレブル250と同時に、基本フレームを共通とするレブル500も登場しました。当たり前だけど、パッと見では見分けがつかないぐらい雰囲気そっくり! 海外ではCMX500レブルと名前がついています。海外向けCBR500R/CB500F/CB500Xシリーズのエンジンをベースとした、水冷4ストロークDOHC並列2気筒471cc(46ps/8500rpm)を搭載してます。そして2020年には、レブル250/500ともに現行型へモデルチェンジ! ABS標準装備化/灯火類LED化/メーターの改良/アシストスリッパ―クラッチの搭載/前後サスペンションの設定変更などが加えられて、よりフレンドリーに進化! この時レブル250には、小型ビキニカウルやフォークブーツなどを装備したSエディションも追加されています。 ちなみに発売以来、レブル250は軽二輪クラス(126cc~250cc)で、2018年から2023年まで6年連続販売台数1位を記録する超大人気車種となっています。コンパクトクルーザーのとっつきやすさが愛されているんだね! そして2020年にはシリーズ中、初のリッター超えモデルとなるレブル1100も登場しました。 2020年に海外向けとして販売開始され、2021年に国内に導入された1100版レブルで、海外ではCMX1100レブルと名前がついています。レブルシリーズ共通のデザインは1100でも健在だね! エンジンは水冷4ストロークSOHC4バルブ並列2気筒1082ccで87ps/7000rpmという性能。そう、このエンジンはCRF1100Lアフリカツインのものをベースに、低中速重視にリセッティングしたものです。なのでアフリカツイン同様にDCT(Dual Clutch Transmission)仕様もラインナップされているよ! フレームは軽量コンパクトさとエンジンに対応した車体剛性のバランスに気を使っていて、大型モデルでもシート高は700mmに抑えられているし、250/500と同様に、フロントフォークの角度とステアリングステムのパイプ角度に違いを作ってトレール量を調整していたりと、とっつきやすいコンパクトクルーザーへのこだわりは1100でも随所に貫かれています。 そして2023年にはレブル1100Tも追加されました! Tはツーリング/ツアラーの意味で、フロントに大型のフェアリング、リアにはサイドボックスを装備した長距離装備仕様です。ますます選びがいのあるラインナップになってるね。