「反応するのが精一杯」イラク戦の2失点、GK鈴木彩艶はどう振り返る?「1枚入ってきているのは見えていましたけど...」【アジア杯】
「チームの望みは繋げられた」
[アジア杯GS第2節]日本 1-2 イラク/1月19日/エデュケーション・シティ・スタジアム 【動画】GS突破ならず。イラク戦、日本の失点シーン アジアカップで3大会ぶり5度目の優勝を狙う日本。グループステージ(GS)初戦はベトナムに4-2で勝利した。勝てば決勝トーナメント進出を決められる第2節のイラク戦だったが、1-2で敗れた。 イラク戦では開始5分に失点。ベトナム戦の2失点目と同じような形ではあった。GK鈴木彩艶が弾いたボールを押し込まれる――懸命のセービングも空しく、ゴールを割られた。警戒していたFWアイメン・フセインにヘッドで押し込まれた失点を、21歳の守護神は次のように振り返る。 「ファーサイドに相手選手が来ていることは見えていた。飛び出さないよりかは飛び出して、自分としても距離は近かったので。身体が反応した感じになりましたけど、相手のいるほうに弾いてしまった。意図的にどこかに弾こうという時間がなかったので、自分としては反応するのが精一杯でした」 2失点目は45+4分。右サイドを深くえぐられ、クロスからまたもやフセインのヘディングシュートを許した。 「中のマークというところで、1枚入ってきているのは自分も見えていましたけど、あそこまでボールを入れられると、みんながボールウォッチャーになってしまう。自分もボールを見なければいけなくなってしまうので。マークのところは難しいですけど、チームとしては修正しないといけない」 前半の早い時間帯と終了間際に被弾。「相手が勢いをかけてきたところ、失点してはいけないところで失点してしまったという印象ですね」と鈴木は唇を噛む。 悔しい敗戦となったが、後半のアディショナルタイムに遠藤航がセットプレーから1点をもぎとった。「最後に点が入って、チームの望みというものは繋げられたと思う。とにかく次のゲームが大事になってくる」と、鈴木はGS突破が懸かる24日のインドネシア戦に向け、気持ちを引き締めた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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