ソフトバンク・小久保監督“将来の目標を持とう”野球少年少女に大谷のエピソード紹介
将来の目標を持とう――。ソフトバンクの小久保裕紀監督(53)が30日、地元・和歌山市で05年から続く少年野球大会「小久保裕紀杯」20周年記念の野球教室と講演会を行った。 監督就任1年目でリーグ優勝を果たして地元に凱旋し、講演では650人の野球少年少女に目標設定の重要性を説いた。この日、横浜市ではDeNAの日本一祝賀パレードが行われ「オフはモヤモヤしています。来年こそは日本一との目標を立てて、また和歌山に戻りたいです」と来季の狙いを定めた。侍ジャパンの監督時に当時20歳だった日本ハム・大谷(現ドジャース)が毎食のメニューを写真に撮っていたエピソードも紹介し、「将来メジャーで活躍するための体づくりをすでに考えていたんだ」と熱弁した。 来季パ・リーグには西武・西口監督が加わり、和歌山県出身の監督が3人になる。3月28日のロッテとの開幕戦は吉井監督との同郷対決。「もっと和歌山が盛り上がれば」と地元愛も口にしていた。(井上 満夫)