更年期世代、気になるたるみを解消|二の腕、お腹、太ももを寝たまま一気に引き締める!プチ筋トレ
年々体のたるみを感じることはありませんか?筋肉量は加齢とともに減少するため、たるみが起こるのは自然なことですが、放置すると体の不調につながることもあります。運動が苦手な方でも始めやすいプチ筋トレで、全身を引き締めていきましょう。 ◆写真で詳しいやり方を見る→二の腕、お腹、太ももを寝たまま一気に引き締める!プチ筋トレ ■たるみの原因 加齢による筋肉量や基礎代謝の低下、日常的な運動不足で、お腹、腕、太ももは脂肪がつきやすく、たるみが気になる部分です。特に更年期世代は、ホルモンバランスの変化が筋力の衰えや脂肪の蓄積に影響を与えます。たるみは筋力の弱さとも関係しているので、放置すると姿勢が崩れたり、疲れやすくなることがあります。さらに、代謝が落ちることで血行不良や体重増加など、健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。 ■たるみを改善するには? たるみの改善には、筋肉を使い、筋力の衰えをできるだけ防ぐことが重要です。更年期にさしかかると、体を動かすことに抵抗を感じたり、ストレッチや筋トレを始めても思うように体が動かず、効果が得られにくいといった悩みがあるかもしれません。今回は、こうした悩みを持つ人でも始めやすい、たるみの引き締めに効果的なプチ筋トレをご紹介します。少ない回数でも筋肉をしっかりと使うことができ、仰向けで行うため、手首や膝などの関節に負担がかからない体勢でできるというメリットがあり、運動に苦手意識を持つ人にもおすすめです。 ■二の腕、お腹、太ももをまとめて引き締め!たるみ改善プチ筋トレ <やり方> ① 両膝を立てて仰向けになる。 脚:右脚を左脚に交差する。できたら、右足首も左足首に交差する。 腕:顔の正面で両手、前腕、肘どうしを合わせ、肘が肩の上に来るようにする。 ② 息を吐きながら、組んだ脚をお腹の方へ引き寄せ、吸う息でゆっくりと脚を下ろす。この動きを数回繰り返す。 ③ もう少しできそうなら、脚を上げた時に頭も少し持ち上げて、肘と膝を近づけるようにする。この状態で3呼吸ほどキープしたあと、ゆっくりと頭と脚を下ろす。できる範囲で何度か繰り返す。 ライター/吉田加代子(ヨガ講師)
吉田加代子