SBが今季もぶっちぎり? 新庄・日本ハムの“リベンジ”は…どこよりも早い順位予想!<パ・リーグ編>
圧倒的な強さで4年ぶりのリーグ優勝を果たしたソフトバンクに、Aクラス入りで自信を掴んだ日本ハムとロッテ、そして新監督を迎えて新たなスタートを切る楽天、オリックス、西武の3球団……。果たして、2025年のパ・リーグのペナントレースはどうなるのか。“どこよりも早く”順位を大予想したい。 【写真】新庄監督がもしやめたら…日ハムの次期監督はやはりこのレジェンドか * * * 【1位】ソフトバンク これはもう、仕方がない。CS、日本シリーズの短期決戦ならいざ知らず、143試合のペナントレースとなると、どう考えてもソフトバンクの連覇を予想せざるを得ない。昨季のチーム投手成績、打撃成績、さらに守備成績はいずれもリーグトップ。そこから和田毅、石川柊太、甲斐拓也らが抜けるが、上沢直之を加え、さらなる補強も噂される。有原航平、モイネロ、スチュワートJr.、大関友久、大津亮介と続く先発陣も強力だが、他球団と比べて最も“差”があるのが、近藤健介、山川穂高、柳田悠岐、栗原陵矢らが並ぶ強力打線だ。さらにベンチや2軍にも、まだまだ1軍で活躍できる選手がゴロゴロと控えている層の厚さが強み。試合に出られないことでチーム内に不満が溜まることが懸念されるが、そこは就任2年目の小久保裕紀監督の腕の見せどころ。順当なら優勝。若手にチャンスを与えながら、チームを進化させることができれば、今年こそ日本一の座をつかみ取るはずだ。 【2位】オリックス リーグ3連覇を逃すだけでなく、Bクラスに沈んだ昨季のオリックス。中嶋聡監督が辞任し、新たに岸田護監督が就任した。新監督の采配は未知数ではあるが、戦力的には十分に整っており、特に宮城大弥、エスピノーザ、曽谷龍平、田嶋大樹に加え、山下舜平大、東晃平、さらにFAで九里亜蓮が加わった先発陣は豪華だ。リリーフ陣も新守護神のマチャドを筆頭に吉田輝星、古田島成龍、鈴木博志らに、連覇を支えた山﨑颯一郎、宇田川優希、阿部翔太、平野佳寿が復活すれば、十分すぎるほどの陣容となる。打線では太田椋が成長し、FA加入2年目の西川龍馬もパ・リーグの投手に慣れるはず。頓宮裕真、森友哉、宗佑磨、中川圭太らが復調できるかどうかが重要になるが、再び挑戦者の立場となったことで“火が付く”と信じたい。ソフトバンクの1位予想を「仕方ない」としたが、もし、予想を覆すチームがあるとしたら、戦力が噛み合った際のオリックスだろう。