瓜生正義が17年ぶり2回目の福岡周年制覇に王手/ボートレース福岡・チャンピオンカップ
ボートレース福岡のGI「福岡チャンピオンカップ 開設71周年記念競走」は13日に最終日を迎える。 準優勝戦は10R渡辺浩司、大上卓人、11R毒島誠、渡邉和将、12R瓜生正義、西山貴浩が勝ち上がり。終わってみれば全て1-2と本命サイドで決着して、得点率上位6人がそのまま優勝戦に駒を進めた。 1号艇を手にしたのはシリーズリーダーの瓜生。準優はコンマ11の負けないスタートを決めると、危なげないレースでインから押し切った。「準優のスタートは勘通り。行き足、伸びが良くてスリット近辺はずっといい。少しトルクがない感じだったので、回り過ぎだったかな。準優を踏まえて間違えないように調整します。しっかりいいレースをしてグランプリに向かいたい」と最高の形で次節のグランプリに向かう意気込みを示した。当地周年タイトルは07年9月に制覇。17年ぶり2回目のタイトル獲得を目指す。 グランプリに向けて弾みをつけたいのは、2号艇の毒島も同じだろう。瓜生が伸び型だけに出足勝負になれば、こちらに分がある。波乱があるとすればグランプリを控える好枠両者がスタートを控えた時か。渡辺浩、大上、渡邉和は来年の若松クラシックの権利がないだけに、ピンロク覚悟の一発勝負に出るか。 なお、白井英治は公傷のため途中帰郷となった。
マクール