カーリング、パンコンチネンタル準優勝の男子代表が会見 スキップ阿部晋也「決勝戦に残ることができて、成果を出せた」
世界選手権の出場枠が懸かったカーリングのパンコンチネンタル選手権で初の準優勝を果たした男子日本代表のコンサドーレが5日、オンライン会見。スキップ阿部晋也(44)は「目標としていた世界選手権出場とともに決勝戦に残ることができて、成果を出せたのではないかなと思います」と振り返った。 今大会で日本代表は1次リーグを4勝3敗で突破して4強へ進出。準決勝に駒を進めたチームに与えられる今季世界選手権の出場枠を獲得した。さらに、準決勝では世界ランク2位の強豪・カナダを8―4で下して、決勝へ進出。中国に4―6で敗れて優勝はならなかったが、男子では初の大会準優勝を達成した。 昨季の世界選手権は不本意のまま終わったが、年度が変わっての成長について、阿部は「チーム力としては上がっていると思うし、ポジティブに捉えています」とコメント。コンサドーレとしては来年2月の日本選手権(横浜)の連覇が大きな目標で、「パンコンチネンタル選手権で得た課題にしっかり取り組んで、日本選手権に万全の状態で挑めるように準備していきたい」と語った。 今大会ではSC軽井沢クを中心としたメンバーが出場した女子日本代表も4強入りし、世界選手権の出場枠を確保した。カーリングの世界選手権は男子は来年3月から4月にかけてカナダで、女子は来年3月に韓国で行われる。
中日スポーツ