『バティモン5 望まれざる者』(集英社オンライン)
パリ五輪が迫るフランス政府が絶対に見せたくない“不都合な真実”…スラム化した郊外団地問題で育った監督が晒す「移民政策の成れの果て」
【関連記事】
- 行政との衝突に追い込まれる移民たちを描いた『バティモン5 望まれざる者』
- ひき逃げした息子をかばう“裕福な加害者家族”とすべてを失った“貧しき被害者遺族”…フィリピン映画がとらえる「罪悪感」と「赦し」とは
- なぜアメリカ人はアジア人を嫌悪するのか。映画『モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン』から透けて見える差別の構造と背景にある白人メンタリティ
- どんな暴力映画よりも絶望的な“老い”と“死”を追体験させる傑作。鬼才ギャスパー・ノエが提示した、ホラーよりも恐ろしい現実
- 【アリ・アスター監督作】死への恐怖から童貞のまま生きてきた中年が“毒母”の束縛から逃れようともがく…ホアキン・フェニックスの人生と重なる自由への渇望
- エロい、グロい、アヴァンギャルド! 生と死の狭間にあるエロスの世界へと誘う、反骨の映画監督・鈴木清順の知られざるトラブル史