睡眠と腸活はセット。加治ひとみさんのインナー美容を支える快眠術
どんな人でも必ず眠る。でも、睡眠に対する意識や向き合い方は人それぞれ。メディアでよく見るあの人や、大忙しのあの人はどんな睡眠を取っているんだろう。今回は、“腸活おばけ”の愛称もあるほど、インナー美容を究めるモデルの加治ひとみさんに“眠りとわたし”の話を教えてもらった。
加治ひとみさんの睡眠ルール
1. 静けさ・暗さ・温度感にこだわって寝室を整える 2. 慣れない環境で眠る夜は知らない言語のBGMを 3. 自分のカラダを実験台にいろんな睡眠法を試す
睡眠と腸活はセット
“腸活おばけ”の愛称もあるほど、インナー美容を究めるモデルの加治ひとみさん。美を育む睡眠についても一家言あるに違いない。 「睡眠が十分に取れず内臓の働きが鈍くなれば、腸にも影響があるはず。睡眠と腸活はどちらも自律神経と深く関わり合うという点でも、私の中ではセットです」 睡眠への意識もやはり高いもよう。しかし20代の頃には3年ほど、不眠で悩んだ時期があったそう。 「当時を振り返ると、イライラすることが多かったし、むくみもひどくて。原因はいろいろでしょうけど、睡眠不足も一因だったと思います」 そんな時期を経て、自分なりの睡眠ルールが確立されつつある。 「静けさ・暗さ・温度感にこだわって寝室環境を整えます。また放熱を妨げる靴下は脱いで寝て、脳の興奮を避けるためにも入浴後は基本スマホを触りません。寝室は脳に余白をつくるためにも白を基調とした空間にしています」 自己流の睡眠のハウツーを持つことで安心して寝られるように。 「自宅以外で眠る夜は静かすぎると落ち着かないので、意味を知らない言語の映画や音楽を流すと、ほどよい雑音になり落ち着きます。 あとは目覚まし。分刻みに鳴るよう設定する方法もあるけど、私は1回目と2回目のアラームの間隔を20分ほど空けます。そしたらなんとなくすっきり起きられる。自分で実験する感覚でいろんな睡眠の方法にトライしています」
取材・文/門上奈央(初出『Tarzan』No.876・2024年3月21日発売)