浜松・佐久間町ではたちの集い 晴れ着の11人、門出祝う 「常に前を向いて歩む」
浜松市天竜区佐久間町の佐久間歴史と民話の郷会館で2日、静岡県内の各市町に先駆けてはたちの集いが開かれた。対象13人のうち11人がはかまや華やかな振り袖をまとい、門出の日に思いを新たにした。 若者を代表して向坂優治さん(20)=新潟県=と北野谷泰梧さん(20)=神奈川県=が家族や恩師などに感謝の意を表し「常に前を向いて歩んでいく」と誓いの言葉を述べた。はたちの集い実行委員長の守屋正徳さんら地域住民や関係者から祝福を受けた。 式典後は小中の恩師らと交流し、思い出話に花を咲かせた。磐田市内で働く市村彩音さん(19)は「久しぶりに会う友だちもいてうれしい」、名古屋市の大学に通う竹本菜々美さん(19)は「小学校時代にお世話になった先生のように、一人一人と向き合える教員になりたい」と語った。 3日は同区水窪などではたちの集いが開かれる。
静岡新聞社