レアル・マドリード、20歳のFWアルバロ・ロドリゲスが武者修行へ…ヘタフェへのレンタルが決定
ヘタフェは29日、レアル・マドリードからU-20ウルグアイ代表FWアルバロ・ロドリゲスがレンタル移籍加入することを発表した。 【画像】アルバロ・ロドリゲスがヘタフェと契約完了! クラブからの発表によると、レンタル移籍期間は今シーズン終了時までにあたる2025年6月30日まで。スペインメディア『マルカ』や『アス』など複数のメディアによると、買い取りオプションは付随していないという。 A・ロドリゲスは2004年7月14日生まれの現在20歳。ジローナ東南部のパラモスにて、ウルグアイ人の父親とスペイン人の母親の間で産声を上げた。若くして地元最大のクラブであるジローナのカンテラ(育成組織)の門を叩くと、そこから着実に実力をつけ、2020年夏にはレアル・マドリードと契約。加入当初はフベニールC(U-16相当)でプレーしたものの、そこからわずか1年後にはカスティージャ(Bチーム)の一員として戦った。 カスティージャで公式戦79試合出場21ゴールという成績を残す傍ら、トップチームのトレーニングにも参加するようになり、2023年1月に行われたコパ・デル・レイで遂にデビューを飾る。出場3試合目となった2022-23シーズンのラ・リーガ第23節アトレティコ・マドリード戦では、試合終盤にピッチへ送り出されると、85分に同点ゴールを決めてみせた。ただし、世界屈指の選手層を誇るレアル・マドリードではトップチーム定着に至らず、昨季は公式戦わずか2試合に途中出場したのみでシーズンが終了。トップリーグでの経験を積むべく、今季は“プリメーラ”(1部)に身を置くヘタフェでプレーすることが決まった。 昨季のラ・リーガを12位で終えたヘタフェは、今夏の移籍市場でレアル・ソシエダからスペイン人DFディエゴ・リコと同DFアレックス・ソラを完全移籍で獲得したほか、セルタから同FWカルレス・ペレスを買い取りオプション付きのレンタル移籍で迎え入れている。クラブにとって、A・ロドリゲスは今夏8人目の補強となった。 既に今季のラ・リーガは開幕しており、現在ヘタフェは2試合を消化。15日に行われたアスレティック・ビルバオとの開幕戦を1-1で終えると、24日の第2節ラージョ・バジェカーノ戦もスコアレスドローで終えており、現在は勝ち点「2」を獲得している。
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