カリミアンは反則をまったく反省していなかった

12月31日（火）さいたまスーパーアリーナで開催された『RIZIN DECADE』第2部の『雷神番外地』の［RIZINスタンディングバウト特別ルール：2分6R（100.0kg）］で安保瑠輝也（MFL team CLUB es）に判定負けを喫した元K-1王者のシナ・カリミアン（SINA ARMY）が、試合後インタビューに応じた。 【フォト】カリミアン、安保に反則暴走をした瞬間！レフェリーにも！反則の数々 　カリミアンは、長年K-1で戦い、初代・第3代K-1 WORLD GPクルーザー級王者に輝くなど活躍したが、直近はクラウディオ・イストラテやリュウ・ツァーに敗北。今年10月のイストラテとの再戦では、後頭部にパンチを食らって倒れてしまい、そのまま続行不可能に。今月14日のK-1では木村大地と対戦するも、カリミアンのローブローで木村が続行不可能になり、ノーコンテストとなっていた。 　安保は当初ライアン・ガルシアとボクシングルールで対戦予定も、ガルシアが練習中に⼿を負傷しドクターストップとなり、試合が中止となった。しかし、22日に行われた会見に急遽電話で出席し、朝倉未来軍の大将として出場することを宣言していた。 　試合を終えたカリミアンは、「私は気持ちがいい。いい試合ができた。楽しめたか？」と満足気な表情を見せた。安保については「安保？　ふん、とくに強い印象はあるという感じではない。子どもと遊んでいる感じだったな」と、なぜか勝者になったような印象を与えた。 　反則のバックブローについては、「反則？バックブロー？　自然と出ただけだ」と反省している様子はない。だが、3回もやったことが伝えられると「3回？いつの3回？覚えていないよ」とニヤリ。レフェリーを殴ったシーンは「リングの上は戦いだ。ましてやヘビー級の戦い。レフェリーを殴りたいと思ったことはない」と故意ではないとコメントした。 　最後まで「安保は弱い」と連呼したカリミアン。そこには、まったく反省している様子はなかった。