「ラツィオ対鎌田、論争の中の別れは会長のせい」現地メディアも鎌田大地の退団騒動に同情「苦い結末に終わった」【海外の反応】
ラツィオに所属していたサッカー日本代表の鎌田大地は、契約延長交渉がうまくいかずに1年での退団が決まっていた。イタリアメディア『PIANETALECCE』は、鎌田の退団騒動について同選手に同情的な目線を向けており、一連の騒動はクラブ会長の責任によるものが大きいと現地時間8日に指摘している。 【動画】鎌田大地、ラツィオでのスーパーゴール! イゴール・トゥドール新監督が今季途中で就任した後、チームの中心選手となった鎌田は、今季までの契約を延長するオプションを行使するか、新契約を締結してラツィオに残留することが濃厚視されていた。しかし、クラブとの契約更新交渉は決裂し、1年でクラブを離れる形となっている。 同メディアは、「ラツィオ対鎌田、論争の中の別れはクラウディオ・ロティート会長のせい」と題した記事の中で、「鎌田大地とラツィオのコラボレーションは苦い結末に終わった。 1年間の浮き沈みを経て、日本人MFはクラブとの契約を更新しないことを決定し、緊張感と物議を醸した協力関係に終止符を打っている」と、鎌田の後味の悪い退団はクラブ会長ロティート氏の責任が大きいと指摘していた。 さらに、「日本代表チームでトレーニングキャンプ中の同選手は、クラブの経営陣、特に契約交渉の扱われ方に対して、明確かつ明白に失望を表明した」と言及した上で、「サッリ監督の下で鎌田のパフォーマンスは期待に応えられず、ファンと経営陣には疑問の方が多かった。しかし、トゥドール新監督の加入は選手のキャリアに新たな方向性を与え、大幅な改善を見せ、シーズン終盤には復活した」と、契約延長に値するパフォーマンスをシーズン後半には取り戻していたと強調している。
フットボールチャンネル編集部