栃木ゴールデンブレーブスが石川慧亮・コウチーニョのアベック弾で西武(ファーム)に連勝
5月19日にルートインBCリーグ・栃木ゴールデンブレーブス(以下、栃木GB)対埼玉西武ライオンズ(ファーム)のNPB交流戦が小山市運動公園野球場で開催された。前日とは打って変わって乱打戦となった一戦は、両軍合わせて4本塁打28安打と壮絶な撃ち合いの末、栃木GBが9対8でサヨナラ勝ちを収めた。 【写真】栃木ゴールデンブレーブスのティモンディ高岸宏行投手 栃木GBは1点を追う初回、2死から17日に来日初本塁打を放ったコウチーニョの一発で試合を振り出しに戻す。続く四番の石川慧亮も持ち前のフルスイングでレフトスタンドに叩き込んで、二者連続本塁打で一気に逆転に成功。恩師・宇賀神修氏も「力まず打てて成長している」と舌を巻いた。 試合はその後、一進一退の攻防を見せ、栃木GBの2点ビハインドで終盤を迎えた。七回には菅野秀斗の同点適時打、八回には好調の石川、打率リーグ2位の武蔵でチャンスメイクをすると、選手会長・小倉由靖の適時打で勝ち越しに成功した。そのまま逃げ切りたい栃木GBだったが、九回に竹本徹がモンテルに一発を浴び同点とされ、最終回の攻撃を迎える。最終回には相手のエラーの間にランナーが生還し、栃木ゴールデンブレーブスがサヨナラ勝利を収めた。 小山市運動公園野球場での3連戦を3連勝で飾った栃木GB。今季はスタートダッシュに失敗したチームに活気が戻ってきた。
アスリートマガジン編集部