石破首相がゼレンスキー氏と初の電話協議 「今後とも連携を」
石破茂首相は25日、ウクライナのゼレンスキー大統領と約35分間電話協議した。両首脳は、ロシアに派遣された北朝鮮兵士の戦闘参加を含めたウクライナ情勢について意見交換したうえで、引き続き緊密に連携していくことで一致した。 【写真】ウクライナ侵攻以降、ロシア人の主な移住先 石破首相が就任後、ゼレンスキー氏と電話協議するのは初めて。首相は協議で「日本は一貫して対ウクライナ支援と対露制裁を強力に推進してきた」として日本の取り組みを説明したうえで、「ウクライナにおける公正かつ永続的な平和の一日も早い実現に向け、今後とも連携していきたい」と述べた。「ウクライナと共にあるとの日本の姿勢は不変だ」とも強調した。これに対しゼレンスキー氏は日本のこれまでの支援に謝意を示すとともに、戦況や今後の取り組みについて説明した。【内田帆ノ佳】