センバツ高校野球 豊川、名電 知事を訪問 「全国制覇」健闘を誓う /愛知
センバツに出場する豊川と愛工大名電の選手、監督らが9日、名古屋市中区の愛知県公館を訪れ、大村秀章知事に大会での健闘を誓った。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 豊川の鈴木貫太主将(2年)は前回出場時の2014年に4強入りしたことに触れ、「今回の目標は全国制覇です」と力強く宣言。長谷川裕記監督は「とにかく一戦一戦全力疾走で戦う」と語った。 愛工大名電の山口泰知主将(2年)も「必ず全国優勝する」と決意表明した。1924年に創設されたセンバツは今大会で100周年を迎えるが、倉野光生監督は「節目の大会に出られるのは名誉なことだ。爆発力のある打線で精いっぱい戦う」と抱負を述べた。 大村知事は「県内から2校選出され、うれしい限り。『愛知旋風』を巻き起こしてほしい。両校が決勝で競うのが理想だ」と笑顔で激励した。 両校メンバーはこの訪問に先立ち、名古屋市中村区の毎日新聞中部本社に、愛工大名電の選手たちはさらに名古屋市役所にも訪問し、力強く優勝宣言した。【塚本紘平、黒詰拓也】