40歳を過ぎたら注意!「目の下のたるみ」が起きる原因とは? 絶対にしてはいけないNG行動を専門家が解説
目の下のたるみはもう消えないものだと思ってあきらめていない?実は「眼輪筋」を意識して、ちょっとしたケアをするだけでたるみは改善され、顔の印象はよくなるという。 【動画】51歳に見えない美貌!表情筋トレーナー・石川時子さんが実演する表情筋マッサージのやり方 今回は、表情筋トレーナーの石川時子先生に「目の下のたるみ」の原因や予防方法を伺った。 ▼石川 時子さん/表情筋が衰える原因や表情筋を鍛える⽅法について監修。表情筋トレーナー。
目の下のたるみの原因
▼長時間同じ場所を見ている 目の下のたるみは、年齢やライフスタイルの影響を受けやすい部分です。特に、スマートフォンやパソコンの使用により目を酷使すると、目元の筋肉が凝り固まり、たるみが現れることがあります。若い世代でも、長時間のスクリーンタイムにより目をあまり動かさないことが、目の下のたるみの原因となります。 ▼エストロゲンの減少 40代以降になると、コラーゲンやエラスチンの減少、そして骨の萎縮が進むため、目元のハリや弾力が低下し、目の下のたるみが顕著になってきます。加えて、エストロゲンの減少が影響し、肌の弾力を保つ力が弱まり、重力に逆らえなくなることも原因の一つです。 ▼さまざまな外部刺激 紫外線のダメージや過度なアイメイク、ゴシゴシとメイクを落とすことも目元のたるみに拍車をかけることになります。これらの要因が重なり合うことで、目の下の皮膚がたるみやすくなり、顔全体の印象が暗くなることもありますので、刺激や摩擦には普段から気を付けましょう。 ▼紫外線 紫外線によるダメージも目元の皮膚を乾燥させ、たるみを悪化させる原因となります。冬でも紫外線対策を怠らないようにしましょう。
改善と予防のためにできること
1. 目元の筋肉「眼輪筋」を鍛えるエクササイズ 目の下のたるみを予防するためには、眼輪筋(目元を囲む筋肉)を鍛えるエクササイズが効果的です。まず、眉頭からこめかみにかけてマッサージを行い、目元の血流を良くします。その後、下まぶたを上に引き上げるトレーニングを行い、眼窩脂肪が重力で下がらないように予防します。 2. スキンケアと温めのケア 目元の温めケアは、血流を促進して疲れた印象や青クマを防ぐのに効果的です。ホットアイマスクや美顔器を使って目元を温め、その後にマッサージやトレーニングを行うことで、より高い効果が得られます。 4. 生活習慣の見直し 睡眠の質を改善し、十分な睡眠をとることは、目元のたるみ防止に欠かせません。また、頭部や側頭筋のケアも忘れずに行い、顔全体の筋肉をリラックスさせることが大切です。
目の下のたるみは何歳から気にするべき?
目元のケアは、早い段階から始めることが予防に繋がります。20代から意識的に表情筋を鍛えることが、40代以降のたるみを防ぐために非常に有効です。若い時からのケアが、長期的な効果をもたらします。