モルディブ発の自然派リゾートホテルを誌上体験!「シックスセンシズ 京都」で外せない四つのこと
世界中の旅人を魅了する京都で、外資系高級ホテルの参入ラッシュが続いていることをご存じだろうか。昨年からは、タイ発の「デュシタニ京都」、シンガポール発の「バンヤンツリー・東山 京都」、インド洋に浮かぶモルディブ発の「シックスセンシズ 京都」と、アジア系のラグジュアリーリゾートホテルが目立つ。いずれも日本初進出の地として、京都を選んだ。 毎年、「一生に一度は泊まりたい!」と思わせる極上のホテル100軒の最新情報を届けてくれるASAHI ORIGINAL「今、行きたい日本の憧れホテルBEST100 2025年版」も、京都の外資系ホテルに大注目。ここでは、編集部が実際に足を運んでその魅力をリポートしている「シックスセンシズ 京都」の記事を公開したい。 *** インド洋の楽園・モルディブからその歴史をスタートさせた「シックスセンシズ」は、1990年代からいち早くサステナビリティを体現していた自然派リゾートの先駆け的存在だ。絶海の孤島や森に閉ざされた山岳地帯など、人里離れた秘境で〝自然と共生するラグジュアリーホテル〟として名を馳せ、すべての施設に共通するウェルネス&サステナブルというコンセプトを、唯一無二のロケーションで提供してきた。 そんなシックセンシズが世界26番目の舞台として選んだのが、京都・東山。ローマに続く、二つ目の都市型リゾートとなる。自然豊かな東山と市街地の境に位置し、利便性も兼ね備える。長い休みをとることが難しい現代人にとって、市街地に誕生したウェルネスリゾートはひと時の癒やしを与えてくれるオアシスのような存在。忙しい日常を忘れ、心身ともに生まれ変わるリフレッシュ旅に出かけよう。 ■館内を満たす「香り」を楽しむ レセプションロビーに入った瞬間に、穏やかな香りに包まれふっと心がほぐれる。館内を満たしているのは、アロマ調香デザイナーの齋藤智子氏による、檜(ひのき)や北山杉を使ったシグネチャーセントの香り。雨上がりの鞍馬山をイメージしたという心地よいアロマがゲストを出迎える。シックスセンシズの癒しの旅は、館内に一歩足を踏み入れたときから始まっているのだ。