モルディブ発の自然派リゾートホテルを誌上体験!「シックスセンシズ 京都」で外せない四つのこと
ダイニングのほか、ヘルシーな自家製スイーツや焼きたてのペストリーを味わえる「Café Sekki(カフェ 節気)」、大阪の名店の初の支店となる「鮨 おおが東山」、カクテルバー「Nine Tails(ナインテイルズ)」があり、連泊でも飽きることはない。 ■「使い捨て」しないおこもりライフ 客室は、42平方メートルのものから238平方メートルのものまで81室。うち8室がスイートルームで、シンガポールのデザイン会社BLINK Design Groupがホテル全体のデザインを手掛けている。月のうさぎの伝承や「源氏物語」からインスピレーションを得た装飾などに遊び心が宿る。 室内のアメニティはもちろん環境に配慮されている。竹の歯ブラシにシートタイプのチューブレス歯磨きペースト、ヘチマのボディスポンジ、ガラスボトル入りの飲料水などが採用され、使い捨てのプラスチック製品は使用していない。ハンドメイドのマットレスや温度調節枕、100%コットンのシーツ、リカバリーウェアの TENTIALとのコラボレーションで生まれたオリジナルのナイトウェアなどで、心地よい眠りを約束してくれる。 もっとおこもり滞在を楽しむなら、サステナブルについて学べるアースラボに足を運ぼう。ここで客室の飲料水を自家浄水し、リサイクルできるガラスボトルに詰めている。蜜蝋ラップ作りや金継ぎ、廃棄食材を塗料に再利用する扇子絵付け体験などのワークショップも開催。サステナビリティを身近に感じることができる。 (ライター 若宮早希/写真 マツダナオキ/生活・文化編集部)