24時間「プラスチックなし生活」を実践!挑戦してみてわかったこと
PM6:30 夕食「料理はプラスチック・フリーでできるか?」
余裕のある日の夕食は、料理をして気分転換。コロナ禍からハーブにハマっていて、いろんな種類のハーブを集めたり、それに合うナッツやはちみつも常備している。これらを入れる容器もさまざま。既製品のケースをそのまま使っていることもあれば、ガラス容器に入れ替えているものも。ガラス容器でも、ふたはプラスチックのものもあり、ここでもプラスチック・フリーなアイテムは見つけられなかった。普段意識しないと、プラスチック・フリーな素材を選ぶことはなさそう。それくらい、プラスチック製品の選択肢の方が豊富で、日々の暮らしのなかに溶け込んでいるということかもしれない。 ・ナッツ容器▶本体・ふた/ポリアセタール ・はちみつ容器▶ボトル/ポリプロペン ・ハーブ容▶本体/ガラス、ふた/ポリプロピレン 【Let’s プラスチック・フリー!】 日本でも広がっていくことを期待して紹介したいのが「量り売りショップ」。メリットは、ふたも本体もステンレスの容器を持参すれば、プラスチックごみが出ないことはもちろん、必要な分だけ買えて、無駄がでない点。 東京と神奈川に展開しているBio c’ Bon(ビオセボン)では、すべての店舗に量り売りコーナーが併設されてている。対象商品は、ナッツやチョコ、オートミール、ドライフルーツなど。はちみつ専門店L’ABEILLE(ラベイユ)では、店舗で購入の場合、量り売りではちみつを購入できる。プラなし生活というウェブサイトでは、全国の量り売り店リストを随時更新中なので、チェックしてみて。
PM8:00 バスタイム「思い出したのは、小学生以来。プラスチックに代わる、あの植物」
一日のなかで、バスタイムが最もリラックスできる時間。そういえば、私が生まれた時から変わらず愛用している低刺激敏感肌用のボディシャンプーがある。記憶があるときからウン十年、使い続けているこのシャンプーの容器は残念ながらプラスチック。そして、シャンプーを泡立てていると目に入ったのが、手元の泡立てネット。今日一日、ずっとプラスチックをチェックしてきた私にとって、これもプラスチックであることは火を見るより明らか。 ・泡立てネット▶ポリエチレン、ポリプロピレン 【Let’s プラスチック・フリー!】 小学校の課題で育てたことがある人もいる、ヘチマ。このウリ科のツル植物でプラスチック・フリーにトライ! ヘチマタワシ/スポンジは、ボディケア以外に食器洗いにも使える。植物由来の素材なので、使い終わったら土に埋めてコンポストも可能で、ゴミが出ない点もメリット。 へちまここちでは、ヘチマ繊維と綿でできたボディタオル型のアイテムもある。使い始めは少し固さがあるヘチマだが、水を含ませると柔らかくなり、使っていくうちに身体に馴染んでくるそう。速乾性や防臭効果もあって、衛生的なのも◎