【NFL】元ラグビー選手のチーフスRBリース・ザミットが初めてのフットボール練習を満喫
インターナショナル・プレーヤー・パスウェイ(IPP)プログラムによって、元スターラグビー選手のランニングバック(RB)ルイス・リース・ザミットとスーパーボウル王者が引き合わされた。カンザスシティ・チーフスはプログラムによって与えられるロースター枠を利用して、リース・ザミットがリターンゲームに主眼を置きつつ、将来的にオフェンスに参加する可能性もある役割として、ラグビーからアメリカンフットボールへの移行ができるかを確かめるという賭けに出た。ルーキーミニキャンプを経て、ヘッドコーチ(HC)アンディ・リードは目にしたものに勇気づけられたようだ。
チーム公式記録によると、リードHCは現地6日(月)に「このキャンプは彼にとって良いものだった。多くのレップスに参加したからね」と述べたという。
「ここに選手がいるとき、彼はその選手たちと交代で取り組んで、あまり多くのレップスを担当していない。彼はここで本当の意味で飛び込んで学ぶ機会を得た。彼は何事にも勤勉で、何でもうまくなりたいと思っている。私はそれを高く評価している。あなたも彼の進歩を見てとれるはずだ。昨日のスクリーンでのロングランを見ただろう。エンドゾーンにダイブするかと思ったが、それ以外は良かった。彼はよくやっていた」
ラグビーからフットボールへの移行は決してたやすいことではない。単純にクリーツを履き、ヘルメットをかぶり、フィールドに立てばいいわけではない。リードHCが説明しているように、リース・ザミットはフットボールの形にさえ適応する必要がある。
リードHCは「彼はボールを持つことに関して良い仕事をしている。(ラグビーは)持ち方が少し異なり、ボールがより大きく、フットボールほどとがっていない。彼はその点で良い仕事をしている。最初にヒットを受けるときにパッドレベルを学ぶだろうし、そこで自分の位置を調整できるだろう」と述べた。
チームメイトのタイトエンド(TE)トラビス・ケルシーは先月に配信された『New Heights(ニュー・ハイツ)』でリース・ザミットの順応期間について、激励の言葉と共に現実を語っている。