アメリカと日本でこんなに違う「米」事情。現地で人気な意外な種類
アメリカ人はタイ米がお好き?
アメリカのアジア系レストランなどで提供されているご飯は、中粒でも短粒でもなく、長粒(ロンググレイン)のお米が多いようです。 中華もそうですし、アメリカじゅうで見かけるタイ、ベトナム系のレストランの存在が大きいのでしょう。人気店では必ずといっていいほど使われているのが、高級タイ米のジャスミンライスと呼ばれる“香米”。 「スシライス(白米)、ブラウンライス(玄米)、ジャスミンライス(香米)、どれにする?」というように、選択できる店もありますが、この香米を好むアメリカ人は多いようです。 私のアメリカ人の夫もジャスミンライスが大好き。白飯はもとより、いわゆる塩むすびや、だしが決め手の炊き込みご飯などは「味がしない」そうですが、ジャスミンライスは独特な歯ごたえや甘み、香り、高級感がたまらないらしいです。 ここ10年ほどの健康志向に加え、グルテンフリーのブーム、おまかせ寿司やおにぎり専門店など昨今の日本食の隆盛で、ますますアメリカ人の注目が集まりそうな日本米。実際に輸出も増えているとのことです。 とはいえ、まだまだアメリカでは発展途上レベル? せっかく地元の店で日本風のメニューを見つけて注文しても、ご飯のせいでガッカリという経験を何度重ねたことか…。逆にご飯がおいしいと、それだけで満足度爆上がり。日本でもアメリカでも、ご飯がおいしい店にハズレなし! ですね。
Noriko