プレミア屈指のハードワーク集団? ギマランイス、トナーリ、ジョエリントンらニューカッスル恐怖のMF陣はもっと高く評価されるべき
どのクラブも対戦を嫌がるであろう中盤の組織力
泥臭く戦える点において、ニューカッスルのMF陣はプレミアリーグでも屈指のファイター集団と言える。先日はマンチェスター・ユナイテッドを2-0で撃破したが、このゲームでもニューカッスルの選手たちは90分間ハードワークをやめなかった。 中でも英『sky Sport』が絶賛するのは、MFブルーノ・ギマランイスだ。同メディアのデータによれば、ギマランイスは今季リーグ戦で1041回ものプレスをかけており、これはプレミアリーグでプレイするMF陣の中でトップだ。絶えずプレスをかけ続け、ボールを奪取してからの展開力も申し分ない。指揮官エディ・ハウにとって理想のMFと言えよう。 マンUの中盤ではカゼミロ、クリスティアン・エリクセンといったベテランが出場していたが、ニューカッスルのプレスに対応できないシーンも目立った。 ギマランイスに加え、ニューカッスルの中盤にはサンドロ・トナーリ、ジョエリントンもいる。両者とも足下の技術に加え、粘り強く戦うことができる。 解説を務める元リヴァプールDFジェイミー・キャラガー氏も「ニューカッスルの中盤はプレミアリーグのどのクラブにも負けないと思う。あらゆる要素が備わっている」と絶賛する。 ニューカッスルは5位まで順位を上げた。それを支えるのがリーグで4番目に少ない21失点に抑えている守備陣であり、それにMF陣が大きく貢献しているのは言うまでもない。どのクラブもニューカッスルの中盤を相手にするのは嫌だろう。
構成/ザ・ワールド編集部