気になる電池持ちはいかに!? 大画面モデルも加わった「Google Pixel Watch 3」を使ってみた!
■Googleサービスとの連携も強化
Googleアプリとの連携も強化されています。自宅のテレビをスマートTVにできる「Google TV Streamer」を使っている人は、Pixel Watch 3をリモコンとして利用可能。玄関に設置して来客を確認できる「Google Nest Doorbell」「Google Nest Cam」を使っている場合は、Pixel Watch 3の画面で来客を確認して、応答することもできます。 Pixel Watch 3には新たに「レコーダー」アプリも搭載。外出先で音声メモを取るのに役立ち、バックアップを設定していてば、Pixelスマートフォンの「レコーダー」に自動で同期されます。Pixelの「レコーダー」アプリは文字の書き起こしに対応しています。同期した録音データの文字起こしを試してみたところ、まだ、対応しているとは言えない水準でした。今後の改善を期待したいところです。
■余裕で1日持つ電池持ちを実現
グーグルがPixel Watch 3の特徴としてアピールしていることが、もうひとつあります。それは電池持ち。前モデルのPixel Watch 2のスペックシートには「常に表示状態のディスプレイで最大24時間」と書かれていましたが、Pixel Watch 3は「常に表示状態のディスプレイで最長24時間」「バッテリーセーバーモードで最長36時間」となっています。筆者は「通常時の電池持ちは同等だが、バッテリーセーバーによって長く持たせることができるようになった」と理解していたのですが、実際に使ってみると、通常時の電池持ちも長くなったように感じています。 バッテリーセーバーモードは手動でオン・オフができますが、残量15%になると自動にオンになるように初期設定されています。筆者は、その設定のままで使っています。GPSをオンにする運動を1時間ほど行い、就寝時にも装着していますが、余裕で1日持ちます。24時間経過しても30%残っていたり、30時間経過しても、なお10%残っていたりする日もあります。使い方によっては2日近く持ちそうな印象で、概ねスマホと同じサイクルで充電すればよさそうです。